勇気と希望を与えてくれる場 インターナショナルVIPクラブ 
 
 (神戸市)永 井 敏 克

 私は以前、外資系のワイン会社に勤務し、日本市場を担当しておりましたが、今年の2月に解雇されてしまいました。
 日本の駐在事務所で、私一人で、職務をこなし、当社ブランドの販売シェアを伸ばすことに専念しましたが、自分の能力の限界を痛感し、自信を無くし、心がふせっていました。
 しかし、今回のVIP神戸の例会に参加し、自分自身がブライトになったような気がしました。  
 例会への参加は2回目でしたが、最初と違い、本当に楽しむことが出来ました。 
 1回目の時は緊張し積極性に欠けていたので、場の雰囲気に溶け込む事が出来ませんでした。
 しかし、サパーの際、食卓を共にして頂いた隣人の方に温かく接して頂き、良い印象を頂きました。
 特に、今回は、様々な方と出会い、親しくして頂く事が出来ました。
 そして、思いのほか、楽しむことが出来たので、非常に有り難く感謝の思いで一杯です。
 ふと、私なりに自問自答してみましたが、人々は人に何を求めているのでしょうか?

 人にはそれぞれの生き方、考え方、経験を経て今日が有ると思うのですが、やはり人に求めるのは、"安堵感"ではないでしょうか。
 そして、互いに思いやり、助け合い、尊重し、励まし合う事により信頼関係を築き、心地良い安堵の場を与え、また、そうした場の構築機会を提供してくれているのが、今、全国で活動を展開しているインターナショナルVIPクラブだと思いました。

 もちろん、その所感の根拠は"聖書"です。
 カネボウ(株)元筆頭専務の三谷康人さんも、その講演の中で、このことを証明して下さいました。

 サラリーマンとして一番苦痛とも言える左遷を、また、降格を、何度も体験されながら、筆頭専務まで立身出世を果たされたことは正しく奇跡です。
 聖書の偉大さ、キリストの偉大さを痛感致しました。
 最後になりましたが、今回の、例会参加の機会を与えて下さった方々、特に池田孝志牧師に感謝します。

 そして、何よりも、落ち込んでいた私に、勇気と希望を与えて下さったVIP神戸の皆様にお礼を申し上げます。
 これからも宜しくお願いします。






打てば響く対応を 謙遜と感謝をもって


インターナショナルVIPクラブ神戸 会長 石 丸 武 史

 VIP神戸のスタートを願い、祈り始めて2年半を経過しましたが、二周年記念の第12回例会も講師に三谷康人さんをお迎えし、94人の出席を頂いて、祝福の内に開催することが出来ました。
 この間、多くの方のお祈りとご奉仕があったことを覚えて、厚く御礼を申し上げます。
 人に与えられた能力と、与えられた場所はそれぞれ違います。
 そして、与えられた場で、それを精一杯、使って生きることが、神様の目に豊かに生きることであると考えます。

 また、精一杯使って生きているかどうかは、「いつも喜んでいるか、絶えず祈っているか、全てのことを感謝しているか」という御言葉に照らせば、明らかになって来るのではないでしょうか。
 いつも喜んでいる所には、打てば響く対応があります。
 祈る所には、謙遜と成長があります。
 感謝する所には、愛と勇気が生まれます。

 VIP神戸の仲間は、それぞれが、そのような生き方をしたいと願っており、そのような生き方をしている人が一人でも多くなることを願って、二年半、活動を続けて参りました。
 厳しい不況とリストラの吹き荒れる中、2ケ月に一度とは言え、例会の会費、3500円を用意することは大変なことです。
 しかし、こんな考えもあるようです。
 それは、「聖書の神様のことを一人でも多くの方にお伝えしたい。しかし、私一人で出来ることは、そうは多くない。そこで、今は、たとえ一人でも、この集会にお誘いすることを目指し、そのために、1ケ月に2000円のお金を貯める」と言う考えです。
 これも、ひとつの"打てば響く対応"ではないでしょうか。
 私達は、どんな環境にあっても、方向だけは見失わず、今、出来ることを、精一杯やろうとする人が、たとえ一人でも増やされることが、世の中を変えて行くことだと考えています。

 そして、これからも、それぞれの場で、神様を見上げながら、生活している人が集い、分かち合う場を提供して行きたいと願っています。
 また、「一歩踏み出す決意と実行」も大切にして行きたいと考えています。

 VIP神戸が、昨年12月末より、李賜禮さんの本の改訂出版に関し、協力活動を展開して来たのもそのひとつです。
 この本を読まれた方が、感動を覚え、人を赦す力がどこから来るのか知って頂ければと願っています。

 VIP神戸には、ビジターもスタッフもありません、誰もが仲間です。
 誰でもが奉仕できます。

 出来ないことを思う前に、自分に出来ること、したいことを、そして、やらなければならないことを、皆が協力し、少しでも実行したいと思います。
 今、「スタッフとして加わる」と、手を上げて下さる方をお待ちしています。