ニュース 第 8 号 (2001・6)

 『元気の出る集い』  VIP神戸に初めて参加して 
         神戸一麦教会  牧師 子 安 敏 夫

 4月に、「インターナショナルVIPクラブ神戸」と言う聞き慣れない会合に招待された私達夫婦は期待半分、不安半分で、初めてこの集会に参加した。 案内書には「異業種交流セミナー」とあり、レストランで夕食を楽しみながら、いろいろな分野で活動している方々の体験談を聞いたり、名刺交換をして、仕事やショッピング、果 ては趣味などの情報交換をし、お互いの理解を深めるとあった。 いろいろ説明を聞いている内に興味が湧いて来た。第一に「VIPクラブ」と言う、その名前が聞く者にとって心地よい響きを与える。ベリー・インポータント・パーソンの集まりだと言う。「どんな人が集まっているのだろう」興味はますます高まる。

  会場はJR神戸駅の目の前で、すぐに判った。案内書を片手にハウジング・デザイン・センターの11階にたどり着くと、しゃれた空間が目の前に広がっていた。 「ようこそ、歓迎します!」元気な声があちこちから飛ぶ。笑顔、笑顔、笑顔の輪の中に、いつの間にか自分が溶け込んでいる感じ。初めての私達も、ものの数分ですっかりリラックスした気分になっていた。 やがて、セミナーが始まった。七、八十名はいるのだろう。広い会場のあちこちで楽しそうな笑顔がはじけている。 その夜の講演は、主婦から思いがけなくも市会議員になったと言う婦人の体験談だった。何の気負いも、飾り気も無い話に、つい引き込まれて行く。みんな一生懸命なんだと励まされた。 立食パーテイーで、料理もしゃれていた。素晴らしい会場に、集会は盛り上がって行く。私達も多くの方々と言葉を交わした。アッと言う間の二時間半、楽しいひとときだった。「来て良かった。この次もまた行こう・・・、誰か誘って行ってみよう・・・」、そんな思いを抱かせる会合であった。 

「とても刺激的な集まり!!」   ・・・を体験させて頂きました
                    三 方 美 智 子

 「教会に行き始めてまだ間もない私にとって、VIPは、初めて教会以外のクリスチャンの集まりの場であり、とても刺激的な体験でした。 クリスチャンの人と会ったり、証を聞いたり、皆で祈ったり・・・・教会でしかないものーーという感覚があったので、別 の新しい世界を垣間見た様な気分でした。 VIPのスタッフをしておられる宮下さんに誘って頂いて来たのですが、そもそもVIPが一体何なのか、何も知らずに来ました。何かわからないけど講演会があるんだな〜とは思っていたのですが、美味しい食事を囲んで音楽、スピーチ、プレゼンテーションなどなど、こんなに盛り沢山だとは!! 今回の音楽はお琴による賛美でした。和楽器による賛美はとてもしっとりとした美しい響きでした。市議会議員の東中さんのスピーチは、多くの試練を経験されたようですが、常に前向きで明るく、彼女の信仰の歴史というか、強さを感じました。

  なんせ、まだクリスチャンの知り合いの少ない私ですから、実はお琴の師範をしていらっしゃる方がクリスチャン、市議会議員さんがクリスチャン、というだけで驚いていました。 もっと驚いたのが、これらの演奏やスピーチなどをしてくださる方々が皆ボランティアであり、交通 費さえも受け取っていないという事でした。そして、とても印象的だったのが、スタッフの方達がとても楽しそうにイキイキしておられた事でした。名札や名簿作成、各資料手配など、皆仕事をされている傍らでここまで準備をするのは大変だったのだろうなと思います。 ジョークあり、証あり、祈りあり、自社製品の宣伝あり。和やかな雰囲気の中、クリスチャンはもちろん、ノンクリスチャンも気軽に楽しめる会でした。 これからも多くの方々がこの集いに参加され、神様にふれる機会が与えられる事をささやかながらお祈りしています。